県は和光都市計画区域における都市再開発方針の変更を予定している。土地区画整理事業などの面的整備事業を活用した総合的な市街地の再開発を推進し、和光市駅周辺の拠点性を強化するねらい。また、地区計画などの制度を利用して商業業務施設や医療福祉施設などの誘導も目指す。
都市基盤整備のなかで都市計画道路や駅前広場整備、狭あい道路、公園緑地の適正配置も考慮する考え。バリアフリー化に関連して公共交通の利便性の向上も図る。
再開発促進地区には①北口駅前地区(約14・3ha)②南口駅前地区(約11・9ha)③丸山台東部地区(約26・5ha)④中央第二谷中地区(約25・3ha)――を提示。特に北口・南口駅前地区で、外環道上部空間の用地で有効活用を目指すとしている。