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事業者国土交通省天竜川上流河川事務所
見出し流域治水協議会を開催  
掲載 2020年10月16日長野建設新聞  
本文

天竜川上流流域治水協議会(会長=伊藤誠記天竜川上流河川事務所長)の第2回会合が13日、伊那市役所で開かれ、流域治水プロジェクトの中間とりまとめ案や今後の予定について示した。今後は最終案の取りまとめ作業に移り、年度内に流域治水プロジェクトを策定する運びだ。
流域治水は、河川の流域におけるあらゆる関係者が協議して流域全体で行う治水対策。8月20日に同協議会が設立されたが、初回の会合が書面開催だったため、今回の協議会が設立されて初めての対面開催となった。当日は国土交通省、県の関係機関や流域市町村長が出席した。
あいさつで伊藤会長は「本日は流域治水という新しい概念の取り組みの場としてお集まりいただいた。昨年の千曲川の決壊や今年の球磨川の氾濫と、以前と比べ水害を目の当たりにすることが増えてきたと実感されていると思う。統計的にも時間50㎜や80㎜といった大雨が増加していることは客観的なデータが示しており、増加傾向が続いていくと災害が増えていくことが容易に推測される」とし、「そうした水害リスクに備えるため、河川、水道等の管理者が主体となり、氾濫域を含めあらゆる関係者が共同し流域全体で水害を軽減する治水対策をやろうという意味で協議会を開催させていただいている。より抜本的に激甚化する気象現象へ対応していくための取り組みで、今後10年、20年先を見越した時に、このままでいくと被害額がさらに増えていくのか減らすことができるか、今がその転換点だ」と説明した。
中間とりまとめ案によると、戦後最大となった1983年9月の洪水や2006年7月の洪水と同規模の洪水を安全に流し、流域における浸水被害の軽減を図ることを目的に、河川対策、流域対策、ソフト対策を実施していく。河川対策は河道掘削、河道拡幅、堤防整備、調整池、浚渫、美和ダム再開発、松川ダム再開発など。流域対策は利水ダム等10ダムにおける事前放流等の実施、下水道整備、雨水貯留施設等の整備など。ソフト対策は水位計や監視カメラの設置による防災情報の提供、住まい方の工夫に関する取り組みなど。

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