関東地方整備局は16日、日本風景街道・２０１９年度関東優秀活動賞として、観光振興への寄与部門の「秩父路ルネッサンス」など優秀活動賞３ルート、特別賞３ルートを選定した。表彰状伝達式は各ルートの現地などで、今後開催する予定。

　日本風景街道は道を舞台に、多様な主体による協働のもと、地域資源を活かした多様で質の高い風景の形成、地域の活性化、観光の振興を図るもので全国で１４４ルート、うち関東管内では21ルートが登録されてる。　

　選定された６ルートの名称などは次のとおり（▽ルート名（所在県）＝活動概要－－の順）。

【優秀活動賞】

　▽秩父路ルネッサンス＜観光振興への寄与部門＞（埼玉県）＝道の駅と連携した地域全体の観光・地域活性化に向けた活動

　▽いたこあやめ花街道＜地域活性化への寄与部門＞（茨城県）＝地域資源を生かし幅広い層を巻き込んだ地域一帯の活動

　▽時空から天空への道日光街道＜美しい国土景観の形成部門＞（栃木県）＝景観形成と住みよく活気のあるまちづくりの推進

【特別賞】

　▽千曲川・花の里山風景街道（長野県）＝住民、企業とともにつくる歴史と自然に彩られたまち

　▽南房総・花海街道（千葉県）＝広域連携や道の駅などのルート沿線での多様な活動

　▽ぐるり富士山風景街道（静岡・山梨県）＝ＮＰＯ中心の清掃・美化活動とサイクルルートの整備

＜発表資料＞