蒲生学園は保育所複合も
越谷市は、新規整備を決めた小中一貫校2学園(蒲生、川柳)の計画概要をまとめた。蒲生学園の新設では現校舎の建て替え、保育所との複合化を検討。川柳学園については施設の一部増築、柔剣道場の建え替えなどを行う。12月18日までに両学園整備の事業手法の方向性、2021年6月末には基本計画案をそれぞれ固めたい考えだ。
現在の蒲生、蒲生第二、蒲生南の小学校3校と南中学校を集約するのが「蒲生学園」。蒲生小と蒲生第二小の敷地計3万744㎡(蒲生旭町1-84ほか)を活用した校舎整備に取り組む。
まず蒲生小の既存校舎を解体し、その跡地に蒲生学園の新校舎と体育館、プールなどを整備。次に蒲生第二小の校舎・体育館・プールなどを順次解体していく。
想定する生徒数は1753人(60学級)。
川柳小の生徒が進学することになる小中一貫校が「川柳学園」。蒲生学園に機能移転する南中と、付近にある川柳小の校舎を一体で活用する。
川柳小の敷地1万6160㎡(川柳町1-471-1)に仮設教室を設置。加えて南中の敷地3万1088㎡(川柳町1-198)に小学5・6年生のための教室施設を増築する。南中の柔剣道場も建て替える予定。
生徒数は1718人(59学級)を見込む。