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事業者山梨県広瀬琴川ダム事務所
見出し広瀬ダムの原石山に落石対策  
掲載 2020年10月21日山梨建設新聞  
本文

 県広瀬琴川ダム事務所は近く法面工事と横越流堤の補修工事を発注する。法面工は近隣の山からの落石を防ぐため防護網を設置する内容。早ければ来月にも一般競争を公告する。横越流堤は豪雨などの緊急時にダム内の水量を調整するもの。9月に補修工事を発注する予定だったが入札が取りやめになっため、あらためて入札を告示する。
 法面工事の現場はダム建設時に材料となる岩石などを採取した「原石山」。施設内にある「右岸公園・芝生広場」脇に位置し、山肌には掘削でむき出しになった岩盤が残る。崩落の危険がないよう対策済みだが、経年により落石が見られるようになった。現在は安全のため山付近を立ち入り禁止にしている。
 工事内容は約6100㎡にわたる防護網の設置。同事務所では来月の入札公告を目指し準備を進める。県の工事発注見通しでは一括で発注する予定を示していたが、分割する可能性も出てきた。既製品を使うとはいえ大量の資材が必要となることや、降雪時に工事ができない場合、工期的に厳しいのが理由。本年度は一部の工事のみ発注し、残りは来年度以降に先送りすることも検討する。冬に入るこの時期での発注について同事務所担当者は「雪が降る時期は材料の確保に充ててもらい、春から着工できるように」と説明した。
 横越流堤は水位を調整するための堤体で、放流ゲートの脇にある。本堤より低い場所にあるため、水位が上昇した場合、本堤に先行してこの堤体から水が放出され、水位の上昇を抑える。突発的な豪雨などにより通常の放流では水位の上昇が抑えられない場合に備え造られたものだが、「おそらく今までに使用したことはない」(同担当者)という。
 凍結などにより近年コンクリート部分に損傷が見られるようになり、2016年度から順次補修を実施。1回目は坂本建設、2回目は大沢工務店が施工を請け負い、3回目となる今回の工事で完了する。工事内容は含浸工A250㎡、欠損部補修A200㎡。9月に指名競争入札を告示したが取りやめになったため、一般競争に切り替えて発注する。入札公告は年明けになる見通しだ。

【写真1=法面工を行う「原石山」】
【写真2=補修する横越流堤】

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