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東日本高速道路(株),埼玉県三郷市

東日本高速道路と三郷市が三郷料金所SICフル化へ

2020/10/27 埼玉建設新聞

年度内に設計・用地交渉


 東日本高速道路と三郷市が、常磐自動車道三郷料金所スマートインターチェンジ(SIC)をフルインター化するための設計業務・用地交渉などに乗り出す。道路会社が高速道路区域、それ以外の取り付け部道路などを市側で整備する計画が決まった。完成目標は検討中だが、両者はさらに連携体制を深め、早期の事業完了を目指す。

 現在の同SICを水戸方面だけでなく東京方面にも出入り可能な形に改良する。23日付で国土交通省から新規の事業許可を受けた。

 ETCゲートより内側(高速道路側)が道路会社、外側が市の担当範囲となる。2020年度中に道路会社が測量・設計、市側は沿線の用地交渉にそれぞれ着手する見通しだ。

 市はSICをフルインター化する必要性を以前から訴えていた。沿線地域も道路渋滞の緩和、産業を活性化する企業立地促進などの整備効果に期待している。

 今回の事業許可を受け木津雅晟市長は「(県道路公社と県が進める)三郷流山橋有料道路事業との相乗効果で、経済発展に寄与する」とコメント

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