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事業者農林水産省
見出し国営鬼怒川南部の応急対策事業、導水幹線、真岡3カ所で被覆工、右岸幹線、来年度に更新工事  
掲載 2020年10月30日日本工業経済新聞(栃木版)  
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 農林水産省が今年度から着手している国営施設応急対策事業鬼怒川南部地区は県内で小山市延島の右岸幹線水路のほか、真岡市内の導水幹線水路3カ所で改修が計画されている。右岸幹線水路は延長約700mの改修工事を12月頃に発注。来年度は傷みが激しい一部区間の更新工事の発注を予定。事業期間は2020~28年度。ゲート設備は全域で31カ所を改修。導水幹線水路やゲート設備改修工事は事業期間後半が見込まれる。
 右岸幹線水路は吉田用水を改修。現在の水路の標準断面は幅14m、高さ1・7m。今年度は壁面の表面被覆工約700mと水路の繋ぎ目のゴムを交換する目地補修工を延べ約40m実施する予定。工事規模は3000万~6000万円。
 来年度に更新を想定しているのは傷みが激しい箇所。延長約10m。現場打ちコンクリートで壁面部分を更新する計画。事業量や工法の詳細は実施設計で精査していく。
 真岡市内で改修する導水幹線水路3カ所は摩耗し鉄筋が露出するなど老朽化が進んでいる。表面被覆工の合計延長は約900m。実施箇所は北関東自動車道の北側約100m、大沼地区約100m、上谷貝地区約700m。水路の標準断面は幅3・7m、高さ2・2m。底面と壁面の3面に施工する計画。
 事業は船玉揚水機場(筑西市)、川岸揚水機場(結城市)、鬼怒川の勝瓜頭首工(真岡市)からの導水幹線水路、左岸幹線水路、右岸幹線水路、黒子幹線水路を改修。水路改修の全体延長は約3500m。幹線水路に付帯するゲート設備は31カ所54門の改修を計画している。
 船玉揚水機場は現在地で全面更新。ポンプ設備は3台(高揚程立軸斜流ポンプφ700㎜×240kw)とし、揚水量は3・5立方m/秒。
 鉄筋コンクリート構造の吸水槽1カ所、吐水槽1カ所、機場上屋1棟を建設。電気設備、付帯設備を整備し、機場送水路(HPφ1200㎜、延長約700m、φ1350㎜、延長約700m)は継ぎ目補修工を実施する。
 川岸揚水機場は、右岸幹線水路へ補水している送水路約2900m(HPφ1350㎜)を改修。このうち約2800mは継ぎ目補修工、道路付近の約100mは推進工による施工を検討している。
 導水幹線、右岸幹線以外の水路工事の計画概要は茨城県内の左岸幹線が2カ所で更新760m、ドレーン工740m、大谷川に設置された黒子取水工からの黒子幹線水路が更新330m。
 今年度は右岸幹線水路の実施設計や船生揚水機場の基本設計などを進め、船玉揚水機場暫定堤防工事を12月頃に発注を予定。船玉揚水機場など茨城県内の工事が来年度以降、本格化する見通し。
 鬼怒川南部地区は1965年度から75年度に造成された幹線水路や揚水機場を改修。総事業費は55億円。揚水機場改修に28億7000万円、水路改修に26億3000万円を見込んでいる。
 関係市町は小山市、真岡市、茨城県古河市、結城市、下妻市、常総市、筑西市、坂東市、八千代町。受益面積は8805ha。事業実施にあたり栃木南部農業水利事業所(小山市中央町3丁目、ロブレビル7階)に鬼怒川南部支所が設置されている。

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