東京都、神奈川県、埼玉県、茨城県、千葉県、横浜市、千葉市、相模原市の８都県市、圏央道の建設促進に賛同する81市町村で構成している首都圏中央連絡自動車道建設促進会議は、圏央道の早期完成を求める決議を採択し、国土交通大臣などに要望活動を行った。

　圏央道は都心から半径約40～60km、延長約３００kmの高規格幹線道路で首都圏三環状道路の一つ。経済活動の生産性を向上させて生産拡大に寄与するとともに、企業立地促進や新たな観光需要創出など、経済に好循環をもたらすストック効果を発揮、国際競争力強化や地方創生実現への寄与が期待されている。

　要望は、国土交通大臣のほか、財務大臣、衆・参国土交通委員長、国会議員、国土交通省、財務省、日本高速道路保有・債務返済機構、東日本高速道路、中日本高速道路に対して行っている。

【写真＝左から小泉一成千葉県成田市長、熊谷俊人千葉市長、大西英男国土交通副大臣、鹿間陸郎千葉県東金市長、河南正幸千葉県県土整備部長】