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埼玉県和光市

和光市で新倉PA周辺の整備方針まとまる

2020/11/10 埼玉建設新聞

 和光市は、東京外環自動車道新倉パーキングエリア(PA)周辺の地域振興・交通拠点化に関して、候補地約3haにおける整備方針をとりまとめた。新倉PAは必要駐車台数を満たすように拡張し、同時に大型車両の駐車スペースも確保する考え。PA拡張部分の南側には、スーパーマーケット・物販施設約5000㎡と、フードコート・レストラン約5000㎡の生活利便施設を整備する方針を示した。

 交通拠点化をめぐっては、再開発が進む和光市駅北口周辺と新倉PAを2024年度までに、自動運転技術によりつなぐ目標を掲げる。最終的には電気自動車(EV)の管理拠点や充電器、自動運転車両専用レーンの整備など、実装に伴う機能導入が見込まれる。

 市はこれまでに、内閣府・国交省による自動運転サービス導入支援事業に採択されたことを受けて、有識者らを交えた検討会を開催するなど具体化を進めている。

 (仮称)和光北インター東部地区の事業区域は、新倉PA南側に隣接する和光北インター地域土地区画整理事業の施工区域内。18年5月に換地処分となった未利用地約3haを活用して、PA拡張と合わせた地域振興・交通拠点を整備する計画を立てている。

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