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ぶどうの丘を改修 甲州市12月補正案

2020/11/28 山梨建設新聞

 甲州市は25日、12月補正予算案を発表した。新型コロナ感染症対策として、ぶどうの丘の改修5995万円、JR線市内3駅の改修3629万円、甲州市多目的広場(塩山総合グラウンド)などのトイレ改修1081万3000円、JAフルーツ山梨共選所対策支援1703万1000円、市立勝沼図書館の空調改修3094万3000円、非接触型体温検知器の導入266万9000円を計上。このほか市環境センターごみ処理場の解体3億7017万6000円を盛り込んだ。

 このうち、ぶどうの丘については、来館者が密集しないよう試飲エリアを改修するほか、飛沫・接触感染防止のため冷蔵ショーケースを設置。空調機や送風機も導入する。

 JR塩山・甲斐大和・勝沼ぶどう郷の3駅では、トイレの洋式化と手洗い場の自動水洗化を計画。さらに勝沼ぶどう郷駅舎に併設している観光案内所、ワインショップの出入り口を自動ドアに替える。

 甲州市多目的広場では、広場東側および活性化施設(塩山ふれあい館)前のトイレの洋式化・自動水洗化を行う。JAフルーツ山梨は大藤・松里両共選所にスポットクーラーを設置。市立勝沼図書館の空調は老朽化が進むため交換する。体温検知器は市役所本庁舎など25カ所に導入する。

 市環境センターごみ処理場の解体は設計監理費2134万円、工事費3億4883万6000円を見込む。跡地の活用方法は市民らの意見を聞きながら今後決めていく。

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