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山梨県笛吹市

多目的グラウンド整備に向け調査 笛吹市

2020/11/27 山梨建設新聞

 笛吹市の山下政樹市長は24日の会見で、2期目の公約に掲げた多目的芝生グラウンドの整備について、来年度当初予算案に調査費を盛り込み、早期事業化を目指す考えを明らかにした。山下市長はかねてから峡東地域にサッカーやラグビーなどに利用できる芝生グラウンドを整備したい考えを示しており、2期目の公約に掲げ当選を果たしたことで、事業化に乗り出す方針を固めた。

 山下市長はこのグラウンドを市民のスポーツ振興のほか、スポーツと観光を融合させ経済への波及効果を目指す「スポーツツーイズム」にも活用したい考え。候補地を「多機能アリーナ」計画地だった御坂町成田地内約4haに定め、笛吹温泉街と関連付けることで通年通して観光客が集まるようにする。2018年8月には先進地の石川県七尾市を視察。成功例を前に事業化への思いを高めた。

 山下市長は昨年実施した本紙取材に「サッカーコートにして3面ほど整備できれば」と話し、合宿誘致に向け「管理棟から試合のようすが録画できるようなものがあれば喜ばれる」と構想を語っている。

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