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埼玉県久喜市

久喜市の新ごみ処理施設整備はDBOで

2020/12/15 埼玉建設新聞

 久喜市は計画中の新ごみ処理施設整備について、導入が望ましい事業方式に設計・建設・運営を一貫して民間事業者に任せるDBO方式を選定した。今後は公共側が担うべき業務の範囲、公民のリスク分担、適切な事業モニタリング方法などの検討を深める。2021年1月には開発事業者選定に向けたアドバイザリー業務の委託手続きを開始する予定だ。

 市が想定するDBO方式は資金調達を市が担い、設計・建設・運営を民間に一括する仕組み。民間活力を生かすPPP・PFI手法の中でもプロジェクトの各過程で契約が分離しないDBO方式が事業の最適化を図りやすいと判断した。

 事業者の公募時期は21年度末~22年度早期を見込んでいる。22年度末までには事業者を決め、23~26年度の4年間を設計・施工に充てる方向だ。

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