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日本赤十字社新潟県支部

赤十字会館設計プロポ市設計組合が候補者

2020/12/18 新潟建設新聞

 日本赤十字社新潟県支部は、現地建て替えを計画する赤十字会館の基本・実施設計等プロポーザルの結果、新潟市建築設計協同組合を事業実施先候補者に特定した。基本・実施設計期間は2021年1月~7月まで、工事監理期間には21年8月~22年9月を予定している。

 新潟支部社屋として活用する新潟市中央区関屋下川原1丁目地内の現施設が老朽化していることから、現施設を解体した跡地に新庁舎の建設を計画する。新支部社屋および救護倉庫兼用車庫の合計で延べ床面積約1500㎡~2000㎡の規模を想定し、建築構造はS造またはRC造の耐震構造(重要度係数1・25以上)。支部社屋と救護倉庫兼車庫の2棟または支部社屋と救護倉庫兼車庫をまとめて1棟を建設する。

 新施設の機能には災害発生時の救護活動拠点や活動を周知する広報展示室、研修会、応急手当の体験等が行えるスペースや市民が気軽に立ち寄れることなどを想定。

 建て替えに先立ちまとめられた基本構想の策定業務も同者が担当している。

 現地には事務所・旧血液センター(RCおよびSRC造5階建て、延べ床面積4408・55㎡)、倉庫・車庫(S造2階建て、444・75㎡)、発電機室(S造平屋建て、17・6㎡)が残っており、解体工事期間中は機能を一時移転する。

【写真=現地で建替える赤十字会館】

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