県は23日、2021年度当初予算の要求状況を明らかにした。一般会計総額は対前年度比936億円増(4・8%増)となる2兆539億円。増額の主な要因としては、中小企業制度融資利子補給、公債費、教職員関係給与、地方消費税関連支出、市町村介護保険財政支援事業などが挙げられている。
部局別では、県土整備部が同77億円増の1131億円、都市整備部は同31億円増の233億円、教育局が同115億円増の4370億円、警察本部は同37億円増の1510億円、農林部は同13億円減の245億円などとなっている。
今後は21年1月下旬の知事審査を経て、2月定例議会へ予算案を提出する運び。