県建設業協会須坂支部(山﨑喜彰支部長)と須坂市建設業協会(小林昌之会長)は7日、合同で2021年の仕事始め式を開催し、会員各社のことし一年の繁栄を祈念した。
山﨑支部長はあいさつで「建設業には地域を守り支える使命がある。先ほど須坂建設事務所へあいさつに行き、より一層の予算確保と切れ目のない発注をお願いしてきた。われわれも不調・不落のないよう期待に応えていかなければいけない」と抱負。
また、道路維持補修業務の民間委託に河川等の小規模補修工事を含めた「包括民間委託」が22年4月から県内の一部地域で試行されることに触れ、「当支部管内では、須坂建設事務所が除雪との一体化や複数年契約をいち早く導入した。これはひとえに建設事務所とわれわれの信頼関係があったからこそ。これをより一層強められるよう、会員各社には今一度、共同企業体の構成員であることを念頭に業務に当たってほしい」と呼び掛けた。
式では出席した両団体の役員が一人一人神棚のダルマに目を入れ、団体ならびに会員各社のさらなる発展を祈願した。なお、新型コロナウイルス感染症予防のため、例年のようにお神酒をいただくことなく、祭事のみ執り行った。