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群馬県桐生市

黒保根義務教育学校を秋ごろに着工

2021/01/09 群馬建設新聞

桐生市は(仮称)黒保根義務教育学校の設置に向け、黒保根小学校(水沼400)の施設改修工事を計画している。設計業務は2月に委託し、6月ごろ完了を見込む。9月ごろにも着工を予定しており、早ければ8月に工事発注となる。工事費は2021年度当初予算で計上を予定している。契約額が1億5000万円を超えた場合は議会案件となり、9月議会をめどに上程する。その後、22年3月までの工期を予定している。入札方法については検討を進めている段階。

設計委託料は12月補正予算で21年度までを期間に限度額371万9000円の債務負担行為を設定している。工事費は21年度予算に計上する見込み。

義務教育学校は黒保根小学校と黒保根中学校(水沼342-7)の統合によるもので、施設一体型とし、黒保根小の校舎を活用する。改修工事は校舎が対象。職員室増設が工事費の大半を占める見込みで、敷地内に建設する。このほか教材室などを対象に普通教室へ改修するほか、特別教室空調機器の設置、中学生仕様の教室へ改修を進める。

建物はRC造3階建て、延べ床面積2994㎡規模。1971年に竣工し、2005年度に群馬県建築設計センター(前橋市)が耐震補強設計業務を手掛けた。07年度には佐田建設(前橋市)が耐震補強および各所改修工事を実施している。

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