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埼玉県総合治水事務所

県総合治水が河川改修6件順次

2021/01/12 埼玉建設新聞

 県総合治水事務所はゼロ債務負担行為を活用する河川改修工事5件と、通常の同工事1件の計6件を順次発注する。いずれも一般競争入札の適用案件となる見込みで、2月中の入札公告・契約に向けた詳細調整に入っている。6件の設計は全て直営でまとめる。

 ゼロ債務で新たに発注する河川改修は▽護岸工(新方川、越谷市弥栄4丁目地内)▽護岸修繕工(大落古利根川、杉戸町杉戸地内)▽堤防土留め工(綾瀬川、蓮田市蓮田地内)▽堤防天端舗装工(大落古利根川、杉戸町杉戸地内ほか)▽転落防止柵など設置工(綾瀬川、蓮田市蓮田地内ほか)――の5件。

 総合治水によると、いずれも2月中に契約まで済ませ、4月からの本格施工、6月の完工を想定している。5件のうち護岸修繕工の施工延長は20m程度となる見込み。別の4件は調整中という。

 ゼロ債務とは別案件で発注するのが「河川改修工事(河道掘削工)」。松伏町松伏地内の大落古利根川のうち、古利根堰周辺が工事場所となる見通し。工期は4月までの予定となっている。

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