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埼玉県

県が日本水工コンサルタントで研修会開く

2021/01/13 埼玉建設新聞

 県ウーマノミクス課は2020年12月18日、県中小企業診断協会に委託して行っている「男性向け働き方見直し研修」を日本水工コンサルタント(さいたま市)の会議室で開催した。参加した同社の社員10人は働き方改革に向けて職場環境を変えていく必要性を共有。誰もが働きやすい職場にするためには、社員一人一人の働き方に対する希望を知ること、長時間労働を前提としない評価制度を構築する必要性などを認識した。

 近年、企業には一層の適切な時間外勤務の管理が求められている。働き方改革が求められている背景には、時間に制約のある人が増えていることが挙げられる。例えば育児をしながら働く、介護をしながら働くといった人材がさらに増える可能性がある。

 これらを職場全体の問題として考えていく必要があるとした。またプライベートを充実させる必要性も認識。

 受講者には県から受講証が交付された。研修会を終えて同社では「これからも社員一人一人が働きやすい職場を目指して、必要な施策に取り組んでいく」(総務部)としている。

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