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埼玉県行田県土整備事務所

行田県土の久喜騎西BPが27日に一部開通

2021/01/18 埼玉建設新聞

 行田県土整備事務所が東武鉄道加須駅南側で整備を進めている県道久喜騎西線バイパス(BP、総延長約5㎞)のうち、上高柳工区の一部880mが27日に開通する。同日午後12時に供用を始める予定だ。同BPの一部供用は今回が初めて。地域の道路ネットワークを拡充するインフラ整備がまた一歩前進する。

 開通する区間は加須市上高柳地内(西側)~下高柳地内(東側)まで至る880m。ビバモール加須西側に当たり、幅員15mの2車(片側1車)線路線となる。2008年度の事業着手後、設計、用地測量、用地取得を経て10年度に工事着手していた。

 行田県土は今回の開通で「周辺地域の混雑解消や交通事故の抑制が図られる」としている。医療法人が路線周辺で建設を進めている済生会加須病院や、開業中の商業施設などへの接続性も高まることになる。

 久喜騎西線BPの全体延長は馬内地内~水深地内までの約5㎞。21年度は、今回開通区間から西側440mの早期完成に注力する見通しだ。その後、残工区(上高柳側1・3㎞、下高柳側2㎞)の整備促進へと順次移行していく。

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