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新潟県農地部

笠木地区に19億投入/区画整理83haを実施

2021/01/20 新潟建設新聞

 県農地部は本年度に新規事業着手した経営体育成基盤整備事業笠木地区に事業費19億2300万円を投入し、区画整理83・7haを行う。場所は新潟市の南西部にある笠木用水路のかんがい地域を中心とした笠木集落耕地。

 事業では、パイプライン化により用水の節減および流量を確保するとともに、用排を分離し、ほ場内の排水路は管水路形式、地区外流域から排水は開水路形式で自然排水させる計画。区画道路の整備も予定している。

 想定工事費の内訳は▽整地工(83・7ha)3億1300万円▽道路工(支線他L14・2km)8400万円▽用水路工(支線他L10・5m)5億8600万円▽排水路工(支線他L7・5km)3億9500万円―など。

 同地区では、用水を笠木用水路と堤用水路からかんがいしているが、小用水路のほとんどが土水路のため漏水・水路ロスが生じている。また水路のほとんどが用排水兼用であり渠底が浅く、転作への障害となっている。

 第1次設計は相互技術が担当している。

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