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栃木県鹿沼市

鹿沼市、南側年度末にも着工、鹿沼駅東通り第2工区

2021/01/23 日本工業経済新聞(栃木版)

 鹿沼市は、JR鹿沼駅東側の都市計画道路3・4・211号鹿沼駅東通りの街路整備を進めている。今後は第2工区(延長540m)、第3工区(延長354・6m)の工区内をそれぞれ南北に分割して発注する。2月に第2工区の南側を公告し、早ければ今年度末にも着工する。北側は2021度着工予定。第3工区は南側を22年度、北側を23年度に着工する。鹿沼駅東通りと国道293号(水神通り)が交差することから23年度に293号の東側を拡幅し、右折レーンを整備する。供用開始は24年度中を目指す。発注方式は全て一般競争入札を検討している。

 19~23年度までの総事業費は19億6000万円。年度別では21年度が5億1000万円、22年度が3億500万円、23年度が2億3500万円。

 鹿沼駅東通りの全幅は交差点付近を除いて16m(車道3m×2、歩道3・5m×2、路肩1・5m×2)。交差点付近は全幅19m(車道3m×3、歩道3・5m×2、路肩1・5m×2)。

 交差部に右折レーンを整備する293号の整備延長は164・5m。現幅10~12mから16mに拡幅する。

 第1工区(延長110m)は供用済み。工事は鹿沼駅周辺地区都市再生整備計画の事業の一環。鹿沼駅東通りは駅東側に古峯原宮通りから293号を南北に結ぶように整備する。東側からも駅利用を可能にすることで交通量分散や駅へのアクセス改善が期待される。

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