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群馬県太田市

太田市は清掃センターの解体実施設計へ

2021/01/27 群馬建設新聞

太田市は清掃センター(細谷町1712)の3号および4号焼却炉棟について、解体実施設計を2021年度に委託する。設計業務は一括して委託する見込みで、単年で完了させる。工事は22年度から3号炉棟、4号炉棟の順に2カ年で進める予定。

焼却炉棟解体は太田市外三町広域清掃組合が建設を進める新たな焼却施設が21年4月に完成することから計画。跡地は資源ごみなどを一時保管するストックヤードを軸に検討を進めている。

同施設の敷地面積は3万178㎡。3号と4号炉は、いずれも全連続燃焼式ストーカ炉。煙突はともにRC造で高さ59mとなっている。

3号焼却炉棟は1978年に完成。96年に設備更新など改修を行っている。施設はRC造一部S造地下1階地上4階建て、延べ床面積3349㎡。ごみを投入するピットは1693立方mの容量。1日あたりの処理能力は150t。92年に竣工した4号焼却炉棟はRC造一部S造地下1階地上5階建て、延べ床面積5122㎡。ごみピットの容量は3200立方mで日量170tの処理能力。

焼却炉棟とともに計量棟も解体する。4号炉棟に併設されており、S造平屋、床面積20・4㎡。

4号炉棟に清掃事業課が入る事務所があるため、3号炉棟を先行して解体。事務所の移転先は最終調整中としている。

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