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新潟県阿賀野市

道の駅、市道整備など 21~24年度 基本計画案まとまる

2021/01/30 新潟建設新聞

阿賀野市は、中長期的なまちづくりの方針に基づく政策の方向性、施策を実現するための施策別基本計画(案)をまとめた。道の駅整備の推進や市道整備などの計画を盛り込んでおり、計画に沿って施策や目標値を具体化させていく。計画期間は2021~24年度までの4年間。

 主な施策内容を見てみると土地の有効活用では、阿賀野バイパスの交通アクセスの利点を活かした防災拠点として「道の駅」の整備を推進するほか、同バイパスのイン ターチェンジ付近で市街地に連坦する区域で土地の有効利用を促進する。

 道路環境の充実においては、24年度までに計画期間累計目標値に市道の拡幅・改良・新設延長は2・5km。歩行空間の整備延長は2・8kmを設定。また側溝整備・道路拡幅などの改良や住宅地での消雪パイプの整備を行い、市民の生活基盤の充実と安全確保を図る。

 上水道の安定供給では、施設・管路の耐震化を計画的に進め、管路の耐震化率を現状値(19年度)10・4%から24年度に14・6%、浄水施設の耐震化率を現状値77%から85・7%に引き上げたい考え。

 防犯対策の充実では、防犯灯など防犯施設を計画的に進めていくため、防犯灯のLED化実施率を現状値の49・9%から24年度までに85%とするほか、市が設置する防 犯カメラを現状の4基から20基まで増やし、防犯設備の整備充実を図る。

 市は現在同計画について市民から意見を来月24日まで募っているところ。意見を踏まえ、3月までに計画を策定するとしている。

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