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栃木県宇都宮市上下水道局

宇都宮市上下水道局、下水道整備延長16㎞、新年度から順次調査、設計、河内、上河内で区域拡大

2021/02/04 栃木建設新聞

 宇都宮市上下水道局は、新年度から河内地区(岡本、田原、立伏、宝井、太陽が丘団地)と上河内地区(中里原、下小倉、松風台)の一部区域で公共下水道を整備する。管路整備延長は2地区合計で1万5921m。河内地区の岡本、田原、立伏、宝井と上河内地区は現地調査に着手。完了次第、下水道施設の設計に移行する。太陽が丘団地は全ての地権者からの承諾を待ち現地調査、設計を実施する。具体的なスケジュールや優先的に着手する地区を検討している。

 下水道工事の整備延長は河内地区が計1万4767m、上河内地区が計1154m。区域面積は河内地区が46・8ha。上河内地区は13・2ha。事業費は今後の調査・設計を反映して算出する予定。

 下水道工事は開削と推進工法で実施。管径は河内地区が200㎜、上河内地区は100~200㎜を見込んでいる。

 下水道管理課によると工事発注は、これまで通り一般競争入札。工事対象地区の道路交通状況などを考慮し、予算を踏まえ計画的に発注していくという。

 下水道の供用開始までは5~7年程度の期間を要する。他地域の進捗状況に応じて時期が前後する場合がある。

 今回編入する区域を含めた市内の公共下水道普及率は2019年度末時点で89・9%。20年度末は推計90・6%となる見込み。

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