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国内初のブルー水素/柏崎平井でプラント/INPEX

2021/02/06 新潟建設新聞

 【柏崎市】国際石油開発帝石(上田隆之代表取締役社長、東京都)は、柏崎市平井地区で国内初となる天然ガス資源を活用したブルー水素製造・利活用に向け実証試験を計画している。2021年度に詳細な検討を行い、22年から2カ年で柏崎市平井地区でプラントの建設工事、23年末の立ち上げを目指す。

 計画では同社の南長岡ガス田で採取した天然ガスを既存パイプラインで柏崎市平井地区のプラントに搬入して、水素と二酸化炭素を分離。精製した水素は発電などに活用し、抽出した二酸化炭素をガス田に残った資源の取り出しに使うなど、さらなる資源の有効活用を図る。

 同社は1972年から2014年までの42年間、石油および天然ガスの採取を行っていたが、14年に操業を停止していた。

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