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新潟県関川村

大和リースに決定 設計・施工一括健康増進施設新築プロポ

2021/02/10 新潟建設新聞

関川村は9日、「(仮称)関川村健康増進施設新築工事」を設計・施工一括の公募型プロポーザル方式により審査を行った結果、大和リースを事業者に特定した。プロポーザルには3社が参加した(業者名は非公表)。今後設計に着手し、5月の工事着手、10月の完成を目指す。

 選定された大和リースの提案は、村の福祉事業についてもしっかり考え込まれていたことや建物内部等も仕様に沿って提案が盛り込まれていたことなどが評価された。

 施設規模はS造平屋建て、延べ床面積420㎡を想定。内部にはトレーニングルームや多目的ルームなどを配置する。

 健康増進施設の新設は、村の地域活性化を図るため「道の駅関川」のリニューアルの一環として計画。誰もが利用しやすい施設として、既存の温泉施設ゆ~むと廊下で結び整備する。

 同事業費には本年度9月補正予算で地質調査等委託料240万円、設計施工監理業務委託料1320万円、建設工事費1億5000万円を計上している。

 なお同施設のリニューアルについては、現在敷地内にあるちぐら館・あいさい市は建物内部見直しや大型遊具の設置、小動物園などの整備も予定。今後順次進めていく。

 土木関係の設計はエヌシーイーが担当し、作業を進めている。

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