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栃木県大田原市

大田原市 当初予算案、上石上配水場で電気計装整備、野崎駅東口で用地取得

2021/02/13 日本工業経済新聞(栃木版)

 大田原市は、2021年度当初予算案をまとめた。一般会計は前年度比11・3%減の300億3300万円。普通建設事業費は75・6%減の9億7642万4000円。上石上配水場の電気計装設備工事等に3億6501万円、公共施設長寿命化等事業に1億810万円、野崎駅東口整備事業に7027万1000円を計上した。

 上石上配水場の電気計装設備工事は夏頃着工予定。20年度下半期から川田建設・佐藤組・大橋総設工業JVが第3配水池を増設中で21年度中の供用開始を目指している。公共施設長寿命化等では市公共施設個別施設計画(21~30年度)に基づき解体工事や長寿命化のための改修工事に取り組む。野崎駅東口整備では用地取得や物件移転補償等を実施する。

 このほか、市道中田原東那須野線の設計測量調査と市道中田原那須塩原駅線の改良工事等に9553万円、大田原中の駐車場整備など外構工事に5100万円、市道末広緑線の設計測量調査と市道旧東野鉄道線の道路改良工事等に3560万円、公園施設長寿命化計画策定事業に1250万円、那須野が原ハーモニーホール管理運営費に2億4596万円、国体推進費に1億8900万円を配分。

 那須野が原ハーモニーホールでは大ホール負荷設備改修工事に約4000万円、国体推進ではソフトボール会場のグリーンパークの駐車場整備に約7000万円を見込んでいる。

 水道事業会計の資本的支出は前年度比1・6%減の11億6900万円、下水道事業会計の資本的支出は4・5%減の13億200万円。下水道事業では管渠築造工事や実施設計に4億7591万円を措置した。

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