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140人が理解深める/道建協と県アス合材協が安全対策講習会

2021/02/16 新潟建設新聞

 日本道路建設業協会北陸支部と新潟県アスファルト合材協会との共催による安全講習会が9日、新潟市内の新潟東映ホテルで開かれた。会員企業などから140人を超える参加者が集まり、無事故無災害への決意を新たにした。

 講習では、北陸地方整備局企画部の杉浩行工事品質調整官から「工事の安全管理と最近の話題について」として全国および北陸地整管内での事故発生状況や事例が紹介されたほか、コマツ建機マーケティング本部業務部の藤井松幸安全・環境担当部長より「舗装工事、アスファルトプラントの安全について」をテーマに講演が行われた。  

 また本年度に北陸地方整備局の優良維持修繕工事として局長表彰を受賞した加賀田組の小倉義輝氏が受賞工事の「R1新潟国道管内冠水対策その1工事」での安全対策の取り組みを披露。このほか両協会が実施した安全パトロールの結果も報告された。

 両団体を代表し、日本道路建設業協会北陸支部の小俣英彦安全環境委員長は「現場に安全は存在しない。存在するのは危険ばかりである。周りにある多くの危険を一つ一つ取り除くことで、安全が確保できる。企業の存続に関わる事故、災害の防止に積極かつ真剣に取り組んでもらいたい。会員企業の事業が無事故無災害で継続されることを願う」と海野正美支部長のメッセージを代読した。

【写真=140人を超える参加者】

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