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県内2カ所に産廃処理施設整備

2021/02/16 埼玉建設新聞

本庄・川越で敷地位置決まる


 県内2カ所で新たな産業廃棄物処理施設の整備が始まる。建設予定地は利根グリーンセンター南側の本庄市都島字向河原570-21ほか地内と、芳野台野球場東側に当たる川越市芳野台1丁目地内。いずれも破砕施設などを新規整備する計画で、事業者が提示する敷地位置を県都市計画審議会がこのほど承認した。事業の本格始動に向け、詳細工程などが今後詰められる。

 本庄市内の建設予定地は都島字向原570-1、字中河原733-1ほか地内。敷地面積は1万644・28㎡。現状の用途地域は市街化調整区域となっている。

 がれき類に関する1日当たりの処理能力が925tの一次破砕機と、701・43tの二次破砕機のほか、両施設を連携させる処理ライン1基を敷地中央部に整備する。敷地南東側には事務所1棟と、保管庫となるサイロ1基を併設。緑地や排水設備なども敷地周囲に導入する想定だ。

 同施設については県が計画の決定(許可)権者を担っている。

 川越市内の産廃処理施設整備では芳野台1-103-44に位置する敷地面積2111・56㎡を活用する。用途地域は工業専用地域。

 1日の処理能力88・8tの廃プラスチック類破砕施設と、120tの木くず破砕施設を敷地南側に配置。破砕施設周辺に建築物(処理施設上屋)を新設し、車両出入り口付近には駐車場を置く想定となっている。

 計画の決定(許可)権者は川越市。

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