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絹乃会が前橋市へ特養整備に向けて設計中

2021/02/17 群馬建設新聞


【前橋】社会福祉法人絹乃会(岡田哲夫理事長、桐生市)は前橋市への特別養護老人ホームの建設に向けて、設計作業に取り組んでいる。モアブレーン(高崎市)がコンサルとして参加、3月ごろにまとまる見通しとなっている。5月以降に競争入札で施工業者を選定し、秋ごろに着工するスケジュールを描く。

同社は、公募により前橋市の2020年度特定養護老人ホーム(広域型)設置事業者として選定された。建設予定地は前橋市西片貝町3-284ほかで、ユニット型70床、ショートステイ10床の整備を想定。市からの補助額は特養1人当たり320万6000円、ショートステイ1人当たり160万3000円で、全体2億4059万円。

現地の地質調査を行った結果、安定した地盤が確認されているため、直接基礎を用いる見通し。施工業者の選定は、21年度の前橋市入札参加資格認定を受けている市内業者を対象とする。

新型コロナウイルスの影響で、事業スケジュールの遅れが懸念されている。非対面のかたちで設計の打ち合わせを進めるなど、22年度中の事業開始に間に合うように工夫しているという。

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