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栃木県南那須地区広域行政事務組合

南那須広域、那須南病院空調に2億、6月契約、11月完了へ

2021/02/17 日本工業経済新聞(栃木版)

 南那須地区広域行政事務組合(組合長・川俣純子那須烏山市長)は、那須南病院(那須烏山市中央3丁目)の空調設備改修工事を6月に契約する方針を固めた。工事はボイラーや冷温水発生機、自動制御設備の更新などを計画。11月の完了を予定している。2021年度当初予算に改修工事費2億450万円を計上した。

 那須南病院は那須烏山市役所の北側に立地。建物はRC造地下1階地上5階建て(塔屋1階)、建築面積3550・3平方m、延べ床面積9548・07平方m。主な施設は既存棟が1989年、増築棟などが1996年に竣工。敷地面積は1万1694平方m。これまで屋根外壁の防水工事などが行われている。

 組合では14年度に実施した劣化診断を基に重要設備機器の劣化状況を確認。応急措置の可能性や延命化措置後の耐用年数などを考慮して緊急性が高い設備の改修を決めた。

 蒸気ボイラー、冷温水発生機、冷却塔をそれぞれ2基更新し、自動制御設備一式を入れ替える計画。工事発注後、各機器の納入期間をとって秋頃に据え付け工事を実施する予定。

 当初予算には空調設備工事費のほか工事監理業務委託料440万円を措置した。実施設計はAIS総合設計(宇都宮市)が担当している。

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