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(社)埼玉県造園業協会

埼造協の緑の募金等へ寄附受け県が感謝状贈呈

2021/02/22 埼玉建設新聞

 埼玉県造園業協会からの「さいたま緑のトラスト基金」と「緑の募金」への寄附を受け、県は17日県庁内で感謝状贈呈式を挙行した。県側からは大野元裕知事らが臨席し、協会からは渡邉進会長をはじめ、阪上清之介副会長、西山敏治副会長、三枝和男副会長が出席。渡邉会長が目録を手渡したのち、大野知事から感謝状を受け取った。

寄附金額はそれぞれ10万円。例年、同協会を含む13団体で構成される「埼玉県みどりの団体」として寄附を行っているが、今般のコロナ禍により2021年の合同賀詞交歓会が中止となったため、協会単体での寄附となった。

 大野知事は「本日ご足労くださり、また多大な寄附を頂き感謝申し上げる」と敬意を示すとともに、自然や貴重な歴史的環境の保全、森林整備などに有効活用する旨を伝えた。また、さらなる緑化の推進に向け、引き続き協会へ協力を要請した。これを受け、渡邉会長は「われわれ業界としても、緑豊かな埼玉県の実現に寄与してまいりたい」と呼応した。

 さいたま緑のトラスト基金は、県内の優れた自然と貴重な歴史的環境を県民共有の財産として後世に残すための資金とすることを目的に設立。他方、緑の募金は植樹や間伐など県内の森林整備をはじめ、次世代を担う人材育成、森林体験教育などに幅広く活用されている。

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