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群馬県前橋市

前橋市が西部共同調理場改造を仕切り直し

2021/02/27 群馬建設新聞

前橋市は2021年度当初予算案で西部共同調理場(総社町総社2368-1)の大規模改造工事費1億2185万5000円を確保した。20年度に屋根や外壁の改修、食品庫などの内装改修を計画したが、コロナ禍で工期を確保できないため入札を中止。工期に影響のない屋根部分のみ施工した。21年度に残る部分を第1期として、5月ごろに条件付き一般競争入札を公告する見通し。

調理場は1988年に整備したS造2階建て、延べ床面積1823㎡。大規模改造工事全体の施工メニューには、外壁などの塗装塗り替えや施設内部の設備更新、床のドライ化などが盛り込まれている。設計は内部と外部を合わせて山田工務所(前橋市)が手掛けた。

21年度に外壁改修を行い、外部は完了となる。内部は食品庫や検収室、割卵室などの内装改修を実施する。内部と外部の施工を一括し、条件付き一般競争入札で公告する見通し。20年度に公告した際の参加条件は、市内本店と施工実績で、特別簡易型総合評価落札方式を採用していた。21年度も同様の方法で入札する見込みとなっている。

夏休みの施工となるため、5月ごろの公告が濃厚。22年度以降も内装改修や厨房設備の更新などを段階的に進める。

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