阿賀野市は26日、新年度当初予算案と本年度3月補正予算案の概要を発表した。3月補正予算で計上し新年度に発注、工事を行う水原小学校の大規模改修工事費に4億円、道路消雪施設整備・修繕工事費に5億7700万円を投入するほか、新年度から本格的に整備を進める道の駅整備事業に5億502万円を充てる。
水原小学校大規模改修は3月補正予算案に事業費を計上。外壁・床・調理室の改修や照明のLED化を進める。
道路消雪施設維持修繕事業では、井戸掘替10カ所や消雪パイプの修繕工事を実施する。
道の駅整備は2021年度に公園と建築工事を行う。
新規事業では、保育園舎等改修補助事業に5848万9000円を付け、認定こども園あやめ保育園の建て替えを補助する。このほか、水道事業では管路耐震化事業等の建設改良費に5億9604万8000円。下水道事業では、管渠整備事業費に5億0276万1000円を充てる。
普通建設事業費は21億880万7000円で前年度比19・1%の減。一般会計は206億5000万円で同比1・9%減となったが、3月補正予算と合わせると218億5000万円規模となり、例年並みの予算。
田中市長は会見で「子育て、人口減少の食い止めなどに重点を置いた予算編成とした」と話した。
【写真=予算説明を行う田中市長】