関東地方整備局は毎年7月に実施している優良工事等局長表彰で、安全管理優良受注者表彰の対象をこれまでの一般土木とアスファルト舗装の2工種から全21工種へ拡大した。7月に予定している2020年度表彰から実施する。
同表彰は累計工事量が多く、無事故を継続している企業を表彰するもの。一般土木とアスファルト舗装は工事件数および事故発生が比較的多かったが、近年、事故の発生件数が減少傾向となり、この制度の効果も一因と考えられている。そのため、工事全体の事故を減少させるため、21工種全てを表彰の対象に拡大した。
20年7月の表彰では一般土木94社、アスファルト舗装14社が受賞となった。受賞者は総合評価の入札手続きで、企業の技術力評価が優位になる。