妙高市は1日、プロポーザルで公募していたガス事業譲渡および上下水道事業包括民間委託の最優秀提案者について、代表者をJFEエンジニアリング、構成企業を北陸ガスと国際石油開発帝石とする「妙高山グループ」を選定したと公表した。新年度に基本協定の締結を行い、新会社を設立する。
プロポーザルには同グループのほか、1グループが参加。妙高山グループの提案は総合エネルギー企業として、妙高市におけるガス上下水道の在りかたに、より適合しているとして評価された。JEFエンジニアリングは他地域における上下水道事業の包括的民間委託の実績を豊富に有しており、構成企業の北陸ガスは県内最大手の都市ガス事業者として新潟市をはじめ複数の市町村でガス供給を行っている。
協定締結後、9月議会でガス供給条例などを廃止し、10月ごろガス事業譲渡の認可手続き(経済産業大臣認可)を行い、2022年4月1日にガス事業を譲渡する。包括委託期間は10年とする。