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事業者群馬県中之条町
見出し東谷風穴蚕種貯蔵所跡の整備計画案示す  
掲載 2021年3月6日群馬建設新聞  
本文

中之条町は国指定史跡・東谷風穴蚕種貯蔵所跡の整備計画案をまとめた。2021年度から10カ年を対象に短期、中期整備、その後の長期整備という3段構えで保存・活用を進める。短期には風穴石積みの保存修理、園路や案内解説板整備など。中期には管理棟の遺構表現、遺構周辺の整備を掲げる。体験学習施設などについては長期整備期間に計画している。
1907年に蚕種貯蔵所として開設され、第2次大戦後は植林用の種子貯蔵施設として利用したが、66年に用途廃止、その後に取り壊された。史跡指定の範囲は、風穴と関連施設跡を含む2579・04㎡。町有地化した赤坂字行沢1474-11と1474-12の計2486・86㎡、挟まれた公衆用道路(92・18㎡)で構成している。風穴は1号、2号の2カ所。遺構の範囲をA地区、旧種子搬出入路を挟み山側がB地区、反対に谷側がC地区、旧種子搬出入路や風穴操業時の歩行ルート、町道沿いの駐車スペースをD地区に設定している。
計画案に示す整備内容は、保存としての遺構の復旧(修理)と活用のための整備に分かれる。
短期整備の想定スケジュールは、1号風穴について石積み保存修理へ調査設計を21・22年度、23年度に工事。管理・便益施設は23年度設計、24年度の工事。駐車場は24年度に設計し25年度の工事。動線整備は、A・D地区について23年度設計、24年度に工事。案内解説板もA・D地区で24年度に設計し25年度の工事とした。
1号風穴石積みは補強石積みを含め、積み直しとモルタル打設、安全のための支保構造物を設置。その際、石積みの保護と利用者の安全を確保しつつ、風穴石積み内部を公開して冷気を感じてもらえるようにする。風穴の構造の理解に資する遺構表現として、種子貯蔵施設時代の柱や梁構造等の立体表示を行う。
管理・便益施設として指定地内にはベンチを設置。史跡指定地外となる風穴入口駐車場付近に最低限の施設(簡易トイレ、管理小屋程度を想定)を設置する。
また、公開活用施設とする体験学習施設は短期に検討・準備、中期に入り構想検討とし、長期で整備を実施する。
なお、整備基本計画案については住民意見の募集が行われており、順調なら年度末までに策定完了となる。

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