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エムテクの快適トイレ「ウォータス」、無臭・処理能力が好評

2021/03/09 新潟建設新聞

【快適トイレ】エムテク(解良己明社長・新潟市西区)の快適トイレ「ウォータス」が好調だ。選ばれる理由は、臭気がほぼ無いことと、処理能力の高さだ。くみ取り回数が一般的な簡易水洗トイレに比べ驚くほど少ない。その秘密は微生物の力にある。

 ウォータスは、バクテリアによる分解で水を再生・再利用する常流循環式を採用している。一般的な仮設の簡易水洗式トイレは、汚物を流す際に水を利用するため、タンクが満杯になるのが早い。ウォータスは水生微生物が処理した水を再循環させるため、くみ取り回数を5分の1ほどに抑えることができる。自然環境への負荷が非常に少なく、サステナブル(持続可能)な仕組みとなっている。

 処理には、水を循環させる少量の電力(100V100W未満)が必要だが、太陽光エネルギーの利用も可能。インフラが機能しなくなった東日本大震災での実績が評価され、県内では新潟市、三条市、燕市、弥彦村と災害協定を結ぶ。

 納入実績は陸上自衛隊、防衛省、国土交通省、地方自治体など。冬期長野オリンピックや広大な公園などで活用されてきた。

 水の無い場所での通年仕様が可能なことや、快適トイレに対する補助などの後押しもあり、現場での普及が加速。特にリピーター率が高いという。

 快適トイレ「ウォータス」の問い合わせは、エムテク(℡025-377-7653)まで。

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