草加市は吉町浄水場耐震化事業の集大成となる場内整備工事に取り掛かる。水道会計当初予算案に計上した2カ年継続費2億5085万5000円を投じる。年割額は21年度5017万1000円、22年度2億68万4000円。敷地内の整地や排水設備、植栽などを予定している。
これまでに配水池耐震化などが完了し、今後は地表面を舗装するなどの整地を進める。地中の管を繋ぎ変えたり、側溝などの雨水排水施設も整える。敷地境のフェンス内側や配水池周辺などでは植栽も見込む。
加えて排水ポンプ室(CB造、11・2㎡)改修や自家発室(S造、27㎡)解体も想定している。
設計に関しては東洋設計事務所埼玉出張所(さいたま市、℡048-687-6485)が手掛けている。
吉町浄水場(吉町4-10-45)は耐震化事業として、配水ポンプ室建設や配水池(第2-1、第2-2)の作り替えなどを進めてきた。今回の場内整備で耐震化事業を終える。