柏崎市は２０２１年度に経済産業省のエネルギー構造高度化・転換理解促進事業費補助金を活用し、消防本部（三和町）に地中熱を利用した空調設備を導入する。

　新年度予算案には設備導入に係る工事費として１億２２００万円を計上している。

　外部工事では深さ約１００ｍの地中熱交換井を15本（別に試掘済み１本あり）を掘削。その中に地中のエネルギーを集める地中熱交換用の配管（Ｕチューブ）を挿入する。

　消防本部はＲＣ造４階建て、延べ床面積２７３１・76㎡。計画では３階の事務室（消防長室、消防本部事務所、消防署事務所）に地中熱空調を設置する。それに伴い既存のＧＨＰ－１とＧＨＰ－３の系統を地中熱利用空調とＧＨＰ－３での空調にするために、必要な切り替え工事を予定している。

【消防本部】