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(社)長野県建設業協会木曽支部

木曽支部が女性部会設立総会

2021/03/19 長野建設新聞

県建設業協会木曽支部(大沢謙一支部長)は17日、同支部の女性部会設立総会を木曽建設会館で開催した。現在、県内で支部女性部会があるのは南佐久支部、佐久支部、長野支部の3支部のみで、同支部は4支部目、中信地区では初の設立となった。

今回設立になった経緯は、県建設業協会では2017年7月に女性部会を設立し、各支部から部会員を選出し、様々な活動を行ってきた。また、昨年7月には「長野県職員建設女性の会」も設立され、今後ますます女性活躍推進に係る活動が活発になると考えていた。しかし現在、支部単位での女性部会を設立した支部が少なく、今後も継続的に活動を行っていくためには各支部においても女性部会を組織し、活動していくことが不可欠と考ている。そこで、同部会の設立に向け、今年度中に支部女性部会の設立および部会員の募集を呼び掛けており、今回設立の運びとなった。

女性部会の設立にあたり、会員には9社13人、事務局から1人の計14人が入会。最初のあいさつで大沢支部長は「5年前に長野県では女性部を始め、力を入れて女性の活動を広めていこうとしており、この度本格的に各支部を作っていこうとなった。今のジェンダーフリーという意味では、女性の社会進出は非常に求められている。中信地区での女性部会の設立は初めて。先頭を切っていってほしい」と設立の門出を祝った。

会員に委嘱状が渡された後、部会規約案が承認され、正副部会長の選出では部会長に女性部会の部会員でもある奥田亜美(奥田工業)さんが、副部会長には白沢眞智子(大林工業)さんと田上まなみ(加藤組)さんが選出された。

部会長となった奥田さんは「部会長という大役ができるか不安だが、皆さまのご協力をいただきながら努めていきたい」と決意した。

同部会の事業活動については、今後会員と話を進めていく中で決めていくとした。

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