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群馬県館林市

館林市は教育施設の改修工事など

2021/03/25 群馬建設新聞

館林市は2021年度に第五小学校の屋内運動場大規模改修工事および第七小学校のトイレ改修工事を計画している。それぞれ4月ごろの工事発注を目指しており、夏休み中の施工が見込まれる。工事発注はともに分離での発注が濃厚。3月補正予算では、両工事の工事費として2億323万6000円を繰越明許に設定している。第五小の工事費は1億1766万7000円、第七小の工事費が8556万9000円の内訳となっている。

第五小(羽附町1565)の屋内運動場はRC造平屋、床面積726㎡。1982年度に竣工したため、老朽化が著しい。内部には面積495㎡のアリーナや99㎡のステージ、トイレなどが整備されている。

改修内容は老朽化した金属屋根やPC壁を改修し、アリーナとステージ床のフローリング材補修も予定している。また、メタルハライドランプなど照明器具のLED化も盛り込んでいる。

男女別トイレは洋式化や床の乾式化を計画。既設トイレは男子トイレが小便器2基と和式便器1基。女子は和式便器2基が設置されている。

第七小(上三林町599)トイレ改修工事は洋式化を中心とした改修を行う。東側の管理教室棟および西側に立地する普通教室棟の計5カ所で洋式化。体育館とプールのトイレは改修済みで対象外となる。和式便器を洋式化し、トイレ1カ所当たり1基ずつ温水洗浄便座を導入する。洋式化に合わせ、トイレブースを更新する。将来的な温水洗浄便座の増設に対応できるよう、各ブースには電気配線を引き、コンセントを設ける。タイル張りの湿式床は長尺塩ビシートを用いて乾式化。老朽化しているコンクリート製や陶器製の手洗い場についても改修する。階下の天井から床下配管を改修するため、天井のボード張り替えも実施する。蛍光灯はLEDに改める。

設計は新井建築設計(館林市)が手掛けた。

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