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新潟県柏崎市

中止案件など説明/第3回入札監視委員会

2021/03/25 新潟建設新聞

 柏崎市は22日、2020年度入札監視委員会を開催した。20年10月15日~21年2月27日の期間に発注した入札案件について、入札実施状況を報告するとともに、委員が抽出した工事について審議を行った。20年度の工事発注予定件数は210件で3月22日の段階で184件の契約が終了している。

 該当期間における入札発注状況は制限付き一般競争入札が入札件数13件(契約件数9件)。指名競争入札が2件(契約件数2件)、随意契約が6件。

 不調・入札中止案件では11月11日入札の「いそうら橋ほか2橋橋梁修繕工事」が全員最低制限価格未満で、土木Bから土木Aにランクを変更して1月6日再入札。12月2日入札の「東中学校仮設駐輪場・駐車場整備工事」は予定価格全者超過の為、12月15日に随意契約へ移行。12月2日入札の「希望が丘地内水路修繕工事」は入札参加者がなかったことから土木Cから土木Bにランクを変更して1月6日再入札をしたが、予定価格を全者(1者)超過したことから、工事内容やランク等を見直すとして21年度の発注工事とするとした。

 委員からは入札参加者が少なくなる案件が増加していることについて問われ、担当者は「年間の工事発注が進む中、各社の手持ち工事や配置技術者の確保などが要因と推察している」と説明した。

【抽出工事を審議】

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