記事

事業者
その他記事(民間)

「建築人」の第一歩祝う/総合資格学院が合格祝賀会

2021/03/26 長野建設新聞

 総合資格学院長野校(中野貴史学校長)と松本校(髙田武弘学校長)は3月20日、令和2年度合格祝賀会を長野、松本市内でそれぞれ開催した。1級・2級建築士試験などに合格した受講生が参加し、講師と共に喜びを分かち合った。

 同学院は手厚いサポート体制により、毎年1級・2級建築士や宅地建物取引主任者など各種資格試験で多数の合格者を輩出している。新型コロナウイルス感染症予防にも万全を期しており、校内に感染防止のための諸設備を整備するとともに、スタッフは2週間に1度、講師も講習運営前のPCR検査を義務付けるなど対策を徹底。さらに、試験的にリモートでの質問対応も実施している。

 長野校の祝賀会では中野学校長が「自らの足で『建築人』として第一歩を踏み出さんとされている皆さん。有資格者の庇護から離れ、自らの責任と判断で自由に歩いて行けるチケットを手に入れた皆さんが、どのような道を歩み、どのようなご活躍をされるのか、今から楽しみでなりません。業界には偉大なキャリアを持つ諸先輩方がいます。先人の歩いた跡が道がとなり皆さんの前にあるように、これから皆さんの行く道が、後輩に当たる全受講生の道となります。ぜひ後進の良き道標となってください」と激励。

 また、松本校の祝賀会では髙田学校長が「コロナ禍での勉強は大変なご苦労があったと思います。そんな中で合格を勝ち取った皆さんは、精神的にも力があるのだと思います。高い合格実績を出すことができたのは、皆さんの努力と講師・チューターのご指導の賜物。これから有資格者、真の技術者として活躍がスタートします。建設業界ではコロナ対応、少子高齢化による労働力不足、技術の進化、法改正などさまざまな課題があります。しかし、この厳しいコロナの環境下で合格した皆さんは、色々な課題に対してチャレンジできる、自信をもって挑んでいける方たちだと思っています」と資質の高さに太鼓判を押した。

 今年度の式典はコロナの状況を踏まえ酒席を設けない形での開催としたが、同期卒業生たちは互いの健闘をたたえ合い、和やかに交流を深めた。県建築士会や県建築士事務所協会の役員など来賓も駆け付け、晴れの日に華を添えた。

記事資料 記事資料

紙媒体での情報収集をご希望の方は
建設新聞を御覧ください。

建設新聞はこちら