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群馬県前橋市

前橋市が2021年度西善玉村線整備に着手

2021/03/26 群馬建設新聞

前橋市は2021年度、都市計画道路西善玉村線整備事業に着手する。西善中内地区(仮称)産業団地整備に伴って拡幅改良を行う。全体延長は720m。うち、21年度に同団地周辺の200mを先行して取り組み、22年度以降、同団地以南の整備を進める。

同線は西善町を南北に通る。主要地方道高崎駒形線沿いにある南消防署(西善町766-2)周辺の交差点を起点に南へ進み、北関東自動車道の側道までの区間で拡幅する。うち、高崎駒形線から約200mを21年度中に整備する考え。21年度当初予算には事業費8877万8000円を計上している。

現況幅員5・7mを16mに拡幅し、両側に3・5mの歩道を整備する。歩車道ブロックはGBX。一部、用水路を整備する区間もある。先行整備する区間の用地は、団地造成事業で確保する。同区間の詳細設計は日進工測設計(前橋市)が進めている。

設計および用地の準備が整い次第、工事発注を行う方針。一般競争入札か、指名競争入札かは、設計の成果などを考慮して判断する。上半期中には公告または指名通知を行い、年度内完了を目指す。

同団地以南の約520mは、20年度に用地測量に着手。業務はコイデ(前橋市)が担当している。21年度に地元への説明会などを実施する。また、詳細設計の委託も予定されている。指名競争入札での委託が濃厚。年度内に設計および地元との調整を終え、22年度以降に整備工事を進める。全体が完了するまでには、5年程度を要する見通し。

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