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埼玉県久喜市

久喜市が2カ年で新総合複合施設基本構想を策定

2021/04/13 埼玉建設新聞

 久喜市は庁舎建て替えを核とする新総合複合施設整備事業の第一歩として、2021年度から2カ年程度で基本構想策定に取り組む。集約化する施設や事業工程、事業手法など、事業の土台となる内容を議論する場を設けるため、本年度下半期をめどに検討委員会を立ち上げる見通し。任期が2年間となる。合併推進債による財政措置を受けられる29年度までの事業完了が目標だ。

 ことし3月に策定した個別施設計画で、市役所新庁舎を建設し、分散する行政本庁機能を集約化する方針を掲げた。新庁舎に併設する保険・子育て複合施設(保健センター)の開設にも言及。計画上は26~29年度に建設などを行う工程を示している。

 庁舎機能は現庁舎(SRC造7棟、総延べ床面積8165・25㎡)と第二庁舎(RC造4棟、同1100・34㎡)を合わせたものを想定。

 保険・子育て複合施設の集約元には中央(床面積1096・6㎡)、菖蒲(同716・36㎡)、栗橋(同1021・05㎡)、鷲宮保健センター(同572・6㎡)やファミリーサポートセンター4カ所(同計168・14㎡)、久喜地域子育て支援センターぽかぽか(同70㎡)が挙がった。

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