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寺本支部長を再任/建コン協北陸支部が総会

2021/04/20 新潟建設新聞

 建設コンサルタンツ協会北陸支部(寺本邦一支部長=開発技建)の第39回定時総会が15日、新潟市内の新潟グランドホテルで開かれ、任期満了に伴い行われた役員改選では寺本支部長の再任が決まった。

 今回の総会は前年度に引き続き、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から出席者を絞り、十分な空間を確保するとともに、出席できない会員向けにユーチューブを使用したライブ配信を初めて実施した。

 あいさつで寺本支部長は「今年度から国土強靭化の加速化対策が15兆円規模でスタートした。そのうち本年度は、昨年度の3次補正と合わせて約7兆8000億円という大型予算が執行されることになる。アフターコロナで持続できる地域づくりの基盤整備を加速・強化することにより、建設コンサルタントの社会的役割を速度を上げて取り組む大事な1年となる」と強調。続けて「地域への貢献度を高めていく使命を果たしていかなければならない。建設コンサルタントは社会資本全体をリードする役割が期待されており、積極的に事業に取り組んでいきたい」と会員に協力を呼び掛けた。

 その後、寺本支部長を議長に選出して議事に移り、本年度の事業計画案など上程議案がそれぞれ原案通りに承認されたほか、任期満了に伴う役員改選では、寺本支部長と大平豊氏(エヌシーイー)、渡辺正三氏(大日本コンサルタント)、新家久司氏(国土開発センター)の3人の副支部長がいずれも再任された。一方、運営委員長に渡邊雅樹氏(開発技建)、支部監事に佐々木大介氏(ナルサワコンサルタント)が新たに選任された。

 新役員を代表してあいさつした寺本支部長は「会員の皆様が建設コンサルタント業に心と希望をもって活躍できるように、役員一同一丸となって努めていく。そして、社会の変化に適切に対応する環境整備により、北陸支部の飛躍発展に努めていく」と決意を新たにした。

【写真=寺本支部長、新役員が会員に協力を呼び掛けた】

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