見附市は駅周辺整備事業に関連する駅駐輪場改修工事の制限付き一般競争入札を秋ごろに予定している。S造2階建て、延べ床面積約900㎡の施設を改修し、1階は駐輪スペース、ほとんど使われていない2階に交流施設を導入する。
同事業は駅周辺交通渋滞解消、交流拠点化を目的に駅東西口広場や駐車場、自由通路を整備するもの。計画期間は2019年度から28年度までの10年間を予定しており、前期5年で駅東側、後期5年で自由通路を含めた西側の整備を行う。
本年度着手する送迎用駐車場整備は渋滞緩和を図るため優先的に行う方針で、雨水貯留槽整備後、50台分の駐車スペースを確保する。
東口駅前広場ではロータリーにバスパースやタクシー乗降場、タクシープール、一般車降車専用レーンなどを整備。交通結節点としての利便性を向上させるほか、歩行者の憩い、交流のための空間を最大限確保する。
基本計画および基本設計は国際開発コンサルタンツが担当している。
本年度予算には新設駐車場整備費用と合わせて駅周辺整備事業費3億2754万円を計上した。
【基本設計時の駐輪場イメージ]