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(社)新潟県建設業協会

新入社員研修に3会場合わせ157人参加

2021/04/23 新潟建設新聞

新潟県建設業協会は、新規入職者を対象とした建設業新人社員研修を20日、21日、22日の3日間、県内3会場で開催した。3会場合わせて157人(うち女性27人)が参加。昨年は新型コロナ感染症拡大防止により中止となったが、一昨年の121人(うち女性19人)を上回る参加者が集った。


21日の新潟会場で新潟県建設業協会青年部会の猪俣一成部会長(巴山組)は「今年は東日本大震災から10年になる。皆様は10年前、小学生や中学生だったりしたころだと思うが、あの大震災により普通の当たり前の生活が一瞬にして奪われ、当たり前ができなくなった。その時に建設業は、人の命を守るために活動し、当たり前をいち早く確保するため、人命を賭して活躍した業界でもある。昨年、今年の大雪でも当たり前ができなくなり、除雪の場でも建設業は活躍した」と、建設業の果たす使命の重要性を強調。続けて、「新型コロナウイルスにより、他業界は大変厳しい状況にあるが、建設業は比較的影響が少なく安定している。日常を守る重要な業界でもあるので、皆様はこの業界に入ったことを誇りに思ってほしい」と呼び掛けた。

研修では、富士教育訓練センターの講師が、あいさつや敬語の使い方などの基本動作をはじめ、自己表現やコミュニケーション方法を学ぶスピーチ演習も行われた。

参加者の内訳は、20日の長岡会場が63人(男性56人、女性7人)、21日の新潟会場は49人(男性35人、女性14人)、22日の新潟会場は45人(男性39人、女性6人)。長岡会場は細川副部会長(中越興業)、22日の新潟会場は富樫副部会長が協会を代表してあいさつした。

【写真=21日の新潟会場であいさつする猪俣部会長】

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