新潟県中小企業青年中央会の若手経営者と花角英世知事との懇談会が22日、新潟市中央区のホテルイタリア軒で開かれた。コロナ禍においても事業の発展、資質向上に連携して取り組んだ6組合青年部の活動成果が花角知事に報告された。
新潟市管工事業協会青年部では、ウィズコロナへの働き方改革をテーマに開催した研修会の成果を説明。コロナ禍で加速するDX(デジタルトランスフォーメーション)やリモートワークなど、業務の効率化、労働環境の改善に井戸村友正部長は「できることから変えていくことが真の働き方改革につながる」とし、「自社だけでなく業界一体となって取り組む必要があり、建設業界も少しずつ変化に対応していなければならない」とした。
新潟電気工事工業会青年部では、大島浩部長が業界内での女性活躍や県内就職者向けに作成したPR動画を紹介。今後について「男女問わず、若い担い手を集める起点となった。業界の認知と発展に向けて取り組みたい」とした。
花角知事は「コロナ禍だからこそ、前向きに新しい事業やサービスに挑戦していきたい。県としても乗り越えるための工夫を応援する」と語った。
【写真=花角知事に活動報告】